血液疾患

01. 鉄欠乏性貧血

・    貧血回復後も貯蔵鉄が満たされるまで鉄剤継続

02. 再生不良性貧血

・    WBC↓・血小板↓，易粘膜出血（歯肉出血など）

・    治療：男性ホルモン，タンパク同化ホルモン，免疫抑制薬

03. 溶血性貧血

・    RBC破壊亢進→間接ビリルビン↑→黄疸

04. 急性骨髄性白血病

・    末梢血液像に白血病裂孔、成人に多い

・    急性リンパ性白血病は小児に多い。

05. 成人型慢性骨髄性白血病

・　  高度WBC↑

・　　好中球アルカリホスファターゼ活性著明↓

・　　フィラデルフィア染色体陽性

06. 骨髄移植適応

・    慢性骨髄性白血病、重症再生不良性貧血，急性白血病など

07. 白血病患者

・    重篤な感染症を併発しやすい→ガウンテクニック・無菌室が有用

08. 洗浄赤血球・血小板輸血施行理由

・    患者の必要とする血液成分のみを有効利用、副作用軽減

09. 白血病病期

・    急性期：発症〜正常骨髄成分回復、化学療法中心

・    寛解期：血液像が正常化、発症前と同様の生活可能

・    終末期：急変による突然死をおこしやすい

10. 白血病急性期の身体的問題

・    白血病細胞の増殖による正常血球↓，化学療法剤の副作用

11. 白血病寛解期の看護

・    感染・出血防止，自分で生活設計，積極的で有意義な日常生活が送れるようにする

12. 白血病終末期症状

・    白血病細胞の全身への浸潤，激しい関節痛や頭痛，敗血性ショックやDICの出現