脳梗塞

種類

脳血栓

原因：動脈硬化、高脂血症、DM

前駆症状：TIA(一過性脳虚血発作)

発症：安静時、急速（緩徐に進行）

高齢者に多い

脳塞栓

原因：心房細動、弁膜症、心筋梗塞

→心臓内の血栓

原因疾患存在

発症：突然、数分で症状完成

若年でも発症

出血性梗塞が多い

症状

麻痺、失語症など

責任領域の血管症状

内頸動脈、上中後大脳動脈

急性期

頭蓋内圧亢進(脳出血より軽度)

神経脱落症状

部位、大きさ、側副血行による

検査

CT(1〜2日後)

梗塞巣は黒い低吸収域(浮腫状態)

出血性梗塞は高吸収域

髄液所見

出血性梗塞

→血性髄液、キサントクロミー

治療

血栓溶解

ウロキナーゼ

抗凝固

ヘパリン、ワーファリン

血小板凝集抑制

アスピリン

脳浮腫改善

グリセロール

看護

緊急時

血管確保、気道確保

車椅子

健側に置く(健側を軸に方向転換)

体位変換

麻痺の進行・拘縮予防

合併症

頭蓋内圧亢進症、水頭症、脳浮腫

けいれん、消化管出血