病理学

01. 癌

・    上皮性組織から発生する悪性腫瘍

02. 肉腫

・    非上皮性の悪性腫瘍

03. 転移癌巣の組織

・    一般に原発巣と等しい

04. 臓器漿膜面に露出した癌細胞

・    体腔内に剥脱しまき散らされ→播種性の転移癌開始

05. 良性腫瘍

・    発育速度遅い

06. 悪性腫瘍の細胞

・    異型性が強い

07. 腺腫

・    良性の上皮性腫瘍

08. 血管腫

・    良性の非上皮性腫瘍

09. 肉腫の転移比率

・    リンパ行性転移＜血行性転移

10. ウィルヒョウ転移

・    胃癌など腹腔内腫瘍の左鎖骨窩リンパ節転移

11. シュニッツラー転移

・    ダグラス窩に生じた播種性転移

12. 血行性転移

・    肝と肺に多い

13. 癌の骨転移

・    脊椎・骨盤に多い

14. 肺癌

・    種類：扁平上皮癌・腺癌・未分化癌

・    未分化癌が最も悪性

・    小細胞癌→最も予後悪い

・    扁平上皮癌→肺門部に多い

15. 転移性肺癌

・    胃癌からの転移が高頻度

16. 肺癌の発生好発部位

・    扁平上皮癌・小細胞癌は比較的太い気管支

・    腺癌や大細胞癌は肺の末梢部

17. 胃癌

・    腺癌が多い

・    好発部位：幽門部（狭窄症状をおこしやすい）

・    癌浸潤の深達度が粘膜下層を超えるもの→進行癌

18. 食道癌

・    好発部位：食道中・下部

・    扁平上皮癌がほとんど

19. 大腸ポリープ

・    癌化しやすい（＞胃ポリープ）

20. 腸癌

・    大多数は大腸癌

21. 胃癌の血行性転移

・    肝臓に多い

22. 転移性肝癌

・    多発性が多い

23. 原発性肝癌

・    分類：肝細胞癌・胆管細胞癌

24. 肝細胞癌

・    肝硬変を合併しやすい

25. 膵臓癌

・    黄疸が初発症状となることがある

・    膵頭部に好発

・    閉塞性黄疸が多い

26. 腎移植and免疫抑制療法施行患者

・    悪性リンパ腫を発生しやすい

27. 腎臓のウィルムス腫瘍

・    小児に多い

28. 前立腺癌

・    易骨転移

29. ホジキン病

・    罹患リンパ節にリード‐ステルンベルグ巨細胞出現

30. 悪性リンパ腫

・    非ホジキンリンパ腫が多い

31. 骨の巨細胞腫

・    良性経過，易再発

32. 多発性骨髄腫

・    形質細胞由来悪性腫瘍，尿中にベンス‐ジョーンズタンパク

33. 成人Ｔ細胞白血病

・    ウイルスが原因

34. 脳腫瘍

・    小児ではテント下，成人ではテント上に多い

・    原発性腫瘍＜転移性腫瘍が多い，

・    原発性腫瘍では髄膜腫が最多

35. 子宮頸癌

・    扁平上皮癌，乳頭状or花野菜状に増大

36. 子宮体癌

・    腺癌

37. 絨毛癌

・    血行性に肺などに遠隔転移

38. 乳癌好発部位

・    乳房外側上部

39. 乳癌・胃癌・大腸癌

・    腺癌が多い

40. 骨肉腫

・    骨の悪性腫瘍，10歳代の若年者に多い

41. 心臓喘息

・    心筋機能↓→肺うっ血によって呼吸困難

42. 心筋梗塞

・    冠状動脈硬化→血管内腔狭窄→心筋血流↓→心筋壊死

43. 脳動脈内膜

・    大動脈・冠状動脈より発達

・    動脈硬化進展遅い

・    原因として高血圧重視

44. 細動脈硬化

・    高血圧の発生に最も影響，

・    腎臓・膵臓・心臓にみられる

・    20歳代から動脈壁の硝子様肥厚として開始

45. 腎梗塞

・    心房内血栓・弁膜ゆうぜい等遊離→腎臓内動脈閉塞

46. 細菌性（敗血症性）ショック

・    皮膚温は温かい（ウォーム・ショック）

47. 急性炎症

・    主要徴候：発熱・腫脹・発赤・疼痛

48. 慢性炎症

・    細胞や線維の増殖著明

49. 特異性炎症

・    結核，梅毒，らい（ハンセン病），サルコイドーシス含有

50. 線維素性炎症

・    滲出液のなかに多量のフィブリン含有