高血圧・ショック

高血圧

1.正常血圧(WHO)

収縮期１４０以下、拡張期９０以下

2.高血圧(WHO)

収縮期１６０以上、拡張期９５以上

3.血圧(BP)

心拍出量(CO)＊全末梢血管抵抗(TPR)

4.高血圧死因の半数↑

心、脳、腎の合併症による

5.腎性高血圧

Na,水の排泄障害により体液量増加

6.高血圧の９５％

本態性(一次性)高血圧症(原因不明瞭)

7.二次性高血圧

他に明らかな疾患(腎疾患など)→兆候

8.腎血管性高血圧

腎動脈狭窄側の腎からレニン過剰分泌

9.褐色細胞腫

カテコラミン過剰分泌・高血圧

ショック

10.急激な循環障害

全身性障害→放置すると死

11.症状

低血圧、顔面蒼白、チアノーゼ

冷汗、速くて弱い脈拍、呼吸促迫

さらに無気力、意識昏迷、昏睡

12.生体代償機構

1)副腎髄質からカテコラミン分泌↑

2)レニン-アンジオテンシン-アルドステロン系賦活

3)下垂体後葉バソプレッシン分泌促進

4)生命維持に重要な臓器に血流優先

(血液再分配)

13.増悪因子

1)細胞内のライソゾーム膜破綻

→内部酵素が細胞組織を消化破壊

2)アラキドン酸カスケード賦活

3)トロンボキサンA2

→血小板凝集,血管収縮

4)ロイコトリエン

→気管支収縮、血管透過性亢進

5)ショックに陥ると乳酸産生増加

→病態悪化

14.病態悪化

DIC(播種性血管内凝固症候群)

を起こした時

15.心原性ショック

原因→急性心筋梗塞が多い

16.ショック末期

多臓器不全(ＭＯＦ)

17.自発呼吸がない

人工呼吸

18.頸動脈拍動なし

心臓マッサージ