手術直後の患者の観察 |
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胃全摘患者について |
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観察点 |
観察項目 |
1.バイタル
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30〜60分間隔 |
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血圧、脈拍、呼吸、意識状態の観察 |
2.呼吸
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酸素供給 |
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指示酸素投与量の確認 |
3.疼痛 |
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鎮痛剤、硬膜外カテーテル注入 |
4.発熱 |
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Cooling、解熱剤 |
5.輸液循環 |
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点滴速度、心電図モニター、CVP測定 |
6.ドレーンバルーンの処置
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胃チューブ吸引
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尿量測定
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ドレーンの位置
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排液量 |
1)
術中の出血、輸液、尿量 2)
腹腔ドレーン、胃ゾンテからの後出血に注意 3)
胃チューブ,経尿道バルーン,各種ドレーン 4)
CVP測定,動脈血ルートの確認 |
7.体位仰臥位、枕禁止 |
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8.ガーゼ交換
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汚染の有無 |
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疼痛の程度
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顔色、爪の色、四肢冷感の有無 |
9.理学的所見
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眼球、眼瞼、結膜色調
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四肢の浮腫、温度 |
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ガーゼ汚染の有無 |
10.検査
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血液、尿、X線、血液ガス |
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舌根沈下、胸郭動
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胸部聴診→呼吸音の強さ |
11.覚醒、意識 |
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麻酔からの覚醒状態
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呼名に対する反応
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指示動作への対応
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・覚醒の程度 |
観察の意義
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麻酔覚醒把握
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未・半覚醒時の枕使用禁止→舌根沈下予防
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気道確保・気道閉塞予防
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覚醒時の事故防止
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酸素は麻酔覚醒を促進、低酸素状態緩和
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合併症予防 |
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観察事項、主な観察ポイント |
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1.
嘔吐の内容と量 2.
電解質異常 3.
脱水徴候 4.
体力消耗の有無 5.
脱力、倦怠感 6.
吐物、誤飲の有無 7.
合併症について
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縫合不全→頻脈、発熱、糞臭を伴うドレーン排液
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吻合部出血→胃管チューブからの出血、低血圧、頻脈
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吻合部狭窄→通過障害、腹部膨満、嘔吐
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後出血→ドレーン、胃ゾンテからの出血
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その他→イレウス、肺合併症、遺残膿瘍、急性胆嚢炎 8.
胃チューブの管理→ガス排出、排液の量・性状 9.
体液電解質補正→不感蒸泄・尿量を参考 10.
腸管麻痺回復援助→イレウス有無、腸蠕動・排ガス 11.
栄養→抜去当日の水分、その後の粥食の摂取状況 12.
活動→体位変換,歩行訓練,深呼吸等の活動レベル 13.
水分出納→摂取量と排泄量 14.
後出血→創部出血、吸引排液の性状 15.
早期離床→呼吸状態、体力等観察しながら進める 16.
X線→無気肺、肺炎などに注意 17.
化学検査→貧血、WBC、左方移動、肝・腎機能 18.
麻酔からの覚醒状態
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呼びかけに対する反応
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指示動作への対応
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酸素投与量が適当か確認 |
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観察の意義、必要性 |
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1.術後合併症の予防
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徴候は患者のそばにいる看護者によって発見されやすい 2.胃チューフ゛管理
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排液の量・性状の把握、ドレーン抜去時期を見極める 3.栄養
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摂取状況観察は、回復状態把握・献立計画等に反映 4.腸蠕動、排ガス
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回復状況、合併症発症の危険性等の重要な指標 5.麻酔関連
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意識レベルの観察→麻酔からの覚醒を把握
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半覚醒時の枕禁止→気道確保、閉塞予防
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患者のそばを長期離れない→覚醒時の事故防止
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酸素は麻酔覚醒を促進
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術後の低酸素状態緩和 |