創部治癒過程

時期

段階

看護

血液凝固期

術後数時間

�@止血

�A凝固

※合併：術後出血

術後出血

�@24h(interval:2h)

・       創部・ドレーン排液・バイタル

�A出血有無

・       ガーゼ→滲出液性状と量
→(血性・淡血性・淡々血性・淡黄色)

�B深部出血

1.       ドレーンからの出血→100ml/h↑注意

2.       バイタル→血圧↓・脈拍↑・意識↓
→出血多量→ショック

�C出血→不安・恐怖→説明

�D血圧上昇→出血助長→因子除去

炎症期

術後３日間

�@食作用

�A上皮化

※合併：術後出血

増殖期

術後３週間

�@繊維芽細胞増生

・        コラーゲン産生
→肉芽細胞形成

�Aネットワーク形成
→毛細血管創部侵入

�B抜糸(７日目)

※合併:創部感染,離開

感染

�@創部の熱感・腫脹・発赤→皮下感染
→痛み・違和感

�A細菌→敗血症
→急な発熱・ドレーン挿入部痛→注意

�B創部処置、ドレーン扱い→無菌

.

離開

�@通常→癒合(5日)
→滲出液少→淡血,淡々血量が減らない
→注意

�A癒合遅れ→抜糸遅延
→創部圧力防止(腹圧等→腹帯)

�B離開→ガーゼ→(腹術→腸管脱出)

�C栄養補給

成熟期

２週〜数ケ月

�@繊維芽細胞
→繊維細胞へ

�Aコラーゲン再構築
→抗張力増加

日常生活へ向けての看護