腎・泌尿器チェックテスト　 （作成者：ともえさん）

1.         慢性腎不全の代償期には乏尿、軽度貧血がみられる。

2.         慢性腎不全の非代償期にはアルカローシスがみられる。

3.         慢性腎不全の非代償期には糸球体濾過値（GFR）が50%、尿毒症期には30%以下となる。

4.         透析中の体重増加は週に3回の場合、次の透析まで2.0kg以内を目安とする。

5.         急性腎不全は腎前性、腎性、腎後性に分けられ、急性糸球体腎炎、痛風腎、急性尿細管壊死等は腎性である。

6.         急性腎不全の食事療法として、塩分、水分制限、高蛋白食を基本とする。

7.         急性腎不全の乏尿期では血中カリウムが上昇するので心停止に注意する。

8.         急性糸球体腎炎は5歳以下の男児におおく、その多くは3~6ヶ月で治癒する。

9.         急性糸球体腎炎はA群溶血性連鎖球菌感染に続発する事が多く�V型アレルギーである。

10.     急性糸球体腎炎では貧血を合併する。

11.     ネフローゼ症候群は一次性と二次性に大別され、一次性の微小変化群（リポイドネフローゼ）は小児に多く、二次性には糖尿病腎症、ループス腎炎が含まれる。

12.     ネフローゼ症候群の治療として、ステロイド療法があるが、糖尿病性腎症では禁忌。

13.     前立腺肥大の原因は性ホルモン不均衡、加齢であり、前立腺の外腺に発生する。

14.     前立腺肥大では抗アンドロゲン薬、抗コリン薬が使われる。

15.     前立腺癌では初期は無症状である事が多く、骨転移で発見されることがある。

16.     腎茅細胞腫（ウイルムス腫瘍）は小児に好発し、血尿で発見されることが多い。

17.     腎細胞腫（グラビッツ腫瘍）は50~70歳の男性に多く、多血症がみられる。

18.     腎･尿路結石の多くは片腎性であり、再発率が高い。

19.     膀胱腫瘍は50~60歳の男性に好発する移行上皮癌で、大部分が悪性腫瘍である。

20.     �S膀胱腫瘍では疼痛の伴った血尿を呈する。